IDP取扱説明書制作講座 ヘッダー 本文へジャンプ
1.表記コンサルティング


1-3.リスクの確認

次に行うのが「リスクの確認」です。
この商品リスク確認(チェック)の段階では「その商品が持つ潜在的なリスク」を徹底的に洗い出し、起こるであろう事故を事前に予測しその回避策を考える作業です。

商品には必ず「商品が持つ事故リスク」があります。そのリスクによる事故を回避するため、取扱説明書などを用い使用者に対し「使用方法や使用環境を限定」したり「事故の具体的な回避方法」などを明確に記載し、事故予防に努めることが必要です。

それでも事故が起こってしまい企業が損害賠償を請求された場合の解決策は、PL保険等の「賠償責任保険」しかありません。

この作業では、商品や販売契約書・保険契約書などを確認し「その商品を販売することにより企業が受けるであろうリスク」の顕在化を行います。そして現在の対策の不足点を洗い出し、表記でのリスク回避が可能か否かを判断します。