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3.取扱説明書の制作手順


商品の定義付け(5W1H)が ポイント!

取扱説明書を制作する前に、まずやらなければならないこと、それは「商品の定義付け」です。

この商品は何なのか、誰が何の目的で、いつ、どのような場合に、どう使うことを目的に作られた商品なのか先にはっきりさせておかないと、取扱説明書で「正しい使用方法」の範囲を定められません。目的と違う使い方をすれば、当然、本来その商品に備わっている機能、たとえば強度や耐加重、安定性などが保たれないため、事故が起きて相手に損害を与えたり、その賠償を負うことにもなりかねません。

このようなことにならないよう、取扱説明書の文章を作る前に、必ずこの定義付け=5W1Hをしっかり決めておくのがポイントです。

商品の定義付けの「5W1H」とは、
1.what 〜その商品は何か
2.who 〜誰が使うのか
3.when 〜いつ使うのか
4.where〜どこで使うのか
5.why 〜なぜ使うのか
6.How 〜どうやって使うのか

…のことです。

説明責任を全うし、負わなくてもよい責任を負ったり、無用なクレームやトラブルを回避できる取扱説明書を作るために、まずこの5W1Hをしっかりと定めましょう。

【取扱説明書 制作手順】
1.商品の定義付け (5W1H)
2.商品リスクの洗い出し
3.手順確認
4.フローチャート作成
5.文章の作成
6.画像の作成
7.レイアウトの作成