IDP取扱説明書制作講座 ヘッダー 本文へジャンプ
6.レイアウトの作成


レイアウトの作成方法

文章とイラストができあがったら、取扱説明書の仕様にレイアウト(配置)していきます。

まず、必要な文章をレイアウトし、そのすぐ側に「文章を説明するイラスト」を配置します。このとき、イラストは「説明している部位」がよくわかるように配慮されている事が必要です。
文章やイラストが、スペースが狭いところにごちゃごちゃと書かれていたら、どんなに重要な事項でも読み手に読んでもらえません。また、ページ送りが縦になったり横になったりしている状態も、読み手には非常に見にくく、わかりにくい取扱説明書になってしまいますので、注意が必要です。

ページ数に配慮しつつ、「見やすくわかりやすい」取扱説明書になるようレイアウトするためには、「余白の使い方」が重要です。取扱説明書を見やすくするポイントは余白の作り方と言っても過言ではありません。
ただし、余白を作るために「文字のポイント数を小さくして解決する」ことは、できるかぎり避けなければなりません。文字を小さくすれば、その分だけ読み手には読みにくく、結果的に事故やクレームの発生を増加させる可能性が高くなるからです。
ご参考までに、NPO法人JTDNAの「取扱説明書ガイドライン」には、「取扱説明書に使用する文字のポイント数は10.5ポイント以上」と規定されています。

【取扱説明書のレイアウト例】



<表紙>

IDP取扱説明書制作講座6−2

<使用方法>