IDP取扱説明書制作講座 ヘッダー 本文へジャンプ
7.最終チェック


最後の点検が、運命の分かれ道

取扱説明書ができたら、必ず複数名で最終チェックを入れましょう。
社外 複数名のチェックがポイントです。

取扱説明書を作った企業側の視点は、しばしば使用者の視点とずれています。その修正のためにも外部からの厳しい視点のチェックが必要なのです。これはクレーム対策の一環にもなりますので、必ず行うようにしましょう。

チェックする内容は、
●全体に見やすいレイアウトになっているか
●商品の定義はわかりやすいか
●部位の呼称は統一されているか
●危険の洗い出しに抜けはないか
●手順に抜けやわかりにくい説明はないか
●保証規定に抜けはないか
●わかりにくい専門用語や「使ってはいけない字」を使っていないか
…などです。

その他、「型番の変更」や「住所変更」などがあれば、都度、取扱説明書も変更する必要があります。
(改善命令が出たケースもあります。)商品事故が起こった際、取扱説明書は「裁判に必ず使う根拠書類」です。制作したデータは必ず手元に残し、変更があった場合は面倒でも速やかに修正対応するよう、日頃から心がけましょう。

その他、制作にあたっては、こちらにもあります「JTDNA取扱説明書ガイドライン」を参考にしてください。

これで取扱説明書の制作講座は終わりです。
このサイトにご不明点やご質問等があった場合は、別途当社までお問い合わせください。
【最終チェックの項目例】

 ・全体に「見やすいレイアウト」か
 ・商品の定義はわかりやすいか
 ・部位の呼称は統一されているか
 ・危険の洗い出しに抜けはないか
 ・手順に抜けはないか
 ・わかりにくい説明はないか
 ・保証規定に抜けはないか
 ・わかりにくい専門用語はないか
 ・「使えない字」を使っていないか